東京都 町田市の

家庭教師アルバイト情報

K君は最初とてもやりにくい生徒でした。「方程式なんて将来何の役に立つの？」「元素記号なんて覚えたって意味ないじゃん。」「何のために勉強するの？」受験のためにと親が申し込んだ家庭教師で、本人はあまり乗り気ではなかったのでしょう。毎回文句を言いつつ問題を解くといった感じでした。
それがある日、話の流れで「どこでも行きたい高校に入れてあげるから頑張れ。」と言ったら「え、本当に？」と。今まであちこちに向いていた注意力が一点に集まったように勉強に身が入り始めました。元々成績は悪くなかったのです。身近なところに目標を定めることでスイッチが入ったという感じです。
結局K君は、学校では先生に無理ではないかと言われていた第一志望校に合格しました。お母様が大変喜んでお礼の電話をかけてきてくれました。私は「私は何も。K君の力ですから。」と答えました。本心です。私がしたことはK君のやる気を引き出せたこと。そして目標に向かって進むK君の勉強の手助けをしたこと。いくら先生や家庭教師が頑張っても勉強する本人にその気がなければ引っ張り上げることなどできません。家庭教師にできるのは自分で進む生徒の応援、後押しだと思います。

大学に入学してすぐ始めたアルバイトが家庭教師でした。アルバイトそのものが初めての経験でしたが、友人と一緒に地元の家庭教師センターに登録しました。私は文学部英文学科だったので、英語科で登録、どのくらい待てば生徒さんを紹介してもらえるのかと心配しましたが、わりとすぐに連絡が来て、中学１年生の女の子に英語を教えるお仕事が始まりました。とはいうものの、大学生になったばかりで、それまで誰かに英語を教えたことなどありません。その家庭教師センターは、家庭教師の自主性を重んじる所だったようで、研修なども特になく、「困ったことがあったらお知らせくださいね」という家庭教師にお任せな感じだったため、授業の組み立てや使うテキストなどは、自分の経験を生かすことにしました。受け持った生徒さんの希望は、受験勉強というよりもまず毎日勉強する習慣をつけることでした。なので、授業は教科書の予習復習中心、教科書の内容に沿った問題集をやり、間違えたところを何度も繰り返し、１週間６日分の宿題も出しました(７日目は予備日です)。素直な生徒さんで、こちらのいうことをよく聞いてきちんと学習してくれ、初めての中間試験の点数もよく、一緒にハイタッチして喜びました。

大学時代に家庭教師のアルバイトをしていました。

社員の人から案件を紹介されまして、まずは顔合わせから始まりました。
一見、普通の中学生の少年で話してみるとおとなしいお子さんでした。
もちろん、そういうお子さんを担当することは初めてでした。
どういう風に接すれば良いのかなど不安がありましたが、まずは親しくなることから始めようと思い、その子はサッカー部に所属していたことやゲームが大好きな子でした。

だんだん話していくうちに中学3年生で、中学１年の夏休みまで普通に通っていたそうです。
高校受験を目指しているそうで、その手助けを今回任された感じでした。数学、英語は苦手だということでこの二教科を教えることになり、方程式や英語の単語を重点的に教えていきました。
受験する高校が定まると、その高校の過去問を使い指導していきました。

授業が終わると普段引きこもりがちなその子を両親の許可をもらい、車でコンビニに行き話をしたり、その子の家の庭でサッカーをしたりもしました。

そして高校受験を受け、その子は見事合格することができました。私は非常にうれしかったです。

最初は不安ばかりでしたが、しっかりその子に向き合うことができたことやその子の今後の道を切り開く手助けをできたことが、自分の人生の中で非常に記憶に残る良い経験をすることができました。