石川県 金沢市の

家庭教師アルバイト情報

大学時代、不登校の生徒の家庭教師をしていました。中学1年生の時にいじめにあい、学校に通えなくなってしまった女子生徒です。最初のうちは、とにかく勉強というよりは、「なんでも話せるお姉さん」になることにつとめようと考えました。ただ、家庭教師として勉強を教える時間すべてを雑談などに費やしてしまうのは彼女にとって良くないことだと思ったので、お母さんに「１時間はきちんと勉強時間として確保します。その後、彼女と2人でお話する時間が欲しいのですがどうでしょう？」と提案しました。お母さんは喜んで了承して下さいました。雑談の時間には、彼女の好きなマンガの話や、私の勉強していることの話など、ゆったりと話しました。勉強は、わからないところを繰り返し行いました。決して出来ない事を責めず、とても簡単なものを混ぜながら、やる気が持続するようにしました。それを繰り返すうちに、彼女もだんだん心を開いてきてくれたのか、進路に関する不安な気持ちを話してくれるようになってきました。そして、自分から「高校に進学したい、受験勉強もみてください。」という希望を言ってくれたのです。とても嬉しかったです。
色々な生徒がいます。それぞれの生徒が自分から勉強したいと思える指導をすることが大切なことなのだと、彼女に教えてもらいました。その後彼女は努力を重ね、希望の高校に入学できました。

私が家庭教師をしていたとき、受け持った生徒は私と同じ中学、同じ高校の生徒でした。

はじめましての時に自己紹介して、学校のこととか、得意科目、苦手科目等を聞いたとき、同じ学校に通っているということを知りました。
ですので、私も学校に通っていた頃のことを思い出し、あの先生は元気？とか、あの先生のニックネームがどうだったけど今は？とか、いろいろ知っていることが話せたので、話題に詰まることが少なく、初日からスムーズに受け持つことが出来ました。
だいたい、いつも仲良くなるためにあれこれ手探りで共通する話題を探していたので、とても楽に入れたなと思う生徒です。

担当した科目は数学でしたが、他の科目でも、これがわからないと言われたら、どれでも教えられる範囲で教えるようにしていきました。
少しづつですが、信頼関係ができてくると、生徒の方から聞いてきてくれるので、こちらも一生懸命教えようと熱が入ります。
こういうことも覚えておくといいよと、関連事項を合わせて説明したり、覚え方のテクニックを話したりしました。

教えるのは自分が知っているだけではできないので、ちゃんと理解した上で話せるよう予習が必要だったり、急に言われて戸惑うこともありますが、生徒が結果を残してくれたら、本当に自分のことのように嬉しくなります。

自分が勉強してきた成果が見せられる良いアルバイトだと思います。