宮城県 仙台市青葉区の

家庭教師アルバイト情報

　僕が大学１年生のとき、高卒認定試験を受ける男の子を受け持ちました。
僕の担当教科は世界史でした。週に１回くらい教えていました。
初回の授業で自己紹介をし、心をすぐに許してくれてすぐに打ち解けられました。
男の子は中学生から全く勉強していなかったので、すべての教科の基礎からやりました。(世界史以外もみていました)本人のやる気がとても高かったので、予習・復習もしっかりしていて教えやすかったです。高卒認定試験合格という目標に向けて一緒に頑張る時間はとても充実したものでした。
　いままで数十人の生徒を見てきましたが、やはり生徒自身がどれだけ積極的になれるか。つまり生徒のモチベーションが大切だと思いました。男の子もやる気がなくなりそうな時が数回ありましたが、私が背中を押すことでのり切ることができました。
　やはり家庭教師いいところは、一緒に目標に向けて進めることだと思います。生徒の方が頑張れれば問題ないというわけではなく、教えている側は生徒の力をどれだけ引き出せるかが大切だと学びました。先生になる人の頭の良さはいいほどにこしたことはありませんが、先生がどれだけ生徒の細かいとこまで気づけることも大切だと思いました。
　バイトを数多くやりましたが、どのバイトよりもやりがいがあり楽しかったです。

生徒さんのモチベーション高いと、指導する側もその頑張りに応えてあげたいという気持ちが湧きます。
しかし、家庭によっては、生徒が言うことを聞かず、保護者の方からの要求は厳しいところもありました。
そして、家庭教師をしていて気がついたこと、それは実は自分も学習の内容が完璧ではないということです。

なんとか解くことができる問題であっても、教えるとなると別物です。
「なぜ？」と聞かれた時に、自分ではわかっていることでも、いざ他人に説明しようとすると中々難しいです。
どう伝えれば子どもがわかりやすいのかを試行錯誤しながら出来るので、話の仕方を工夫するようになったと思います。

家庭教師で受験生を教えていると、責任が重く、予習もしなくてはいけなくてやっぱりとても大変でした。
それでも、家庭教師を続けたのは、「生徒に○○先生はとてもわかりやすいから、○○先生に教えてもらいたい」と言われたり、成績が上がると、自分のことのように非常にうれしくてたまらなく、自分のはたらきかけと努力の仕方次第で、とてもお金に換算できない達成感と感動を味わうことができるからです。

また、それを通して仕事をする意義や実感をもったやりがりを得られることと、子どもや保護者という自分と違う視点を持つ相手を理解する、自らの考えていることを伝える良い経験になると考えたからです。