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家庭教師アルバイト情報

中学１年生と高校２年生の家庭教師をしたことがあります。
中学生は数学、高校生は英語が苦手だったのでその科目を重点的に教えました。
時間は週１回１時間半と限られていたので集中してできるように心がけました。
二人ともその科目が大の苦手で基礎中の基礎から教える必要があったのでかなり苦労しました。

数学に関しては数字に関する苦手意識が強かったためイラストを交えて解説しました。
小学校ではでてこなった文字の数式に関して、苦手意識がありましたが、
それらをイラストに変えることで苦手意識を克服しました。
学校でのテストの点数をあげることが目標だったので新たにテキストを買う事はせずに
学校のテキストやプリントを使って復習、予習をする形で教えていきました。
中学校レベルではとにかく基礎を繰り返ししっかりとしていけば大丈夫だと思い、
根気強く教えました。

英語に関しては自分も苦手だったのですが、それを克服した過程を思い出し、
最初に単語、次に文法をしっかりとかためることで、長文や英作文を解ける力を
３年になってつけられるように１、２年生のうちにしっかりと暗記してもらいました。

家庭教師をしていると途中で保護者の方がお茶をもってきてくれる機会があるので、
そこでお茶を飲みながら前半の講義でわからなかったことや雑談をして頭をリフレッシュ
してもらっていました。

家庭教師のアルバイトは、学生さんにはとても適したアルバイトだと思います。

まず、大学受験を終えてそれほど年数が経っていないので、ご自身の受験や勉強の体験を新鮮な知識のまま熱をもって伝えやすいというメリットがあります。

これはとても大切なことで、生徒さんは勉強だけでなく、受験の時にどういう生活をしていたかや、どうやって受験校を選んだかや、勉強を続けるモチベーションをどのように維持したかなど、受験全般について知りたがっている場合が多いです。

その時に、自分とあまり年の変わらない人に教えてもらえることによって、安心もするし、モチベーションも上がりやすいのです。

次に、学生さんの本業である大学の勉強や、資格試験の勉強との両立がしやすいというメリットがあります。

家庭教師の仕事は、一般的なその他のアルバイトと比べると高時給な案件が多く、また労働時間も基本は1日に1時間から2時間です。もちろん複数の生徒さんを抱えていればもっと多くなりますが、1日の労働時間は短めです。

ですから、生活費をしっかりと稼ぎつつ、ご自身の勉強の時間もとれるので、とても効率がよくなります。

また、他人に教える中で、自分でも気づいていなかった勉強そのもののコツを発見することがあるので、学生さんにはオススメのアルバイトです。

大学生時代、家庭教師のアルバイトを2件経験しました。

1件は、小学生でした。うちからも近く歩いていける距離だったので、通勤は楽で、お父さんもお母さんも夕食を出してくれるなどとても親切な方でした。
子どもは小学4年生の男の子で、算数・国語・社会・理科4教科全て見ていました。

やんちゃな子で、すぐに集中力を欠いて遊んでしまうので、少し勉強したら少し遊んであげてまた勉強しての繰り返しでした。
子どもは好きなので、また内容も小学校の勉強の補習で簡単なので、問題はありませんでしたが、体力的に疲れた思い出があります。
小学校卒業まで見ていました。

もう１件は高校生の男子です。こちらは、国語の古文の対策でした。
通常古文の勉強は、古典文法をマスターして、それを基に正確に文章を読解できるようにするのがセオリーですが、ほとんどの子は文法を身につける所で嫌になってやめてしまうのがほとんどです。
この子もご多分にもれずそうでした。

必要なことは教えたつもりですが、もう少し古文学習に対してもっとモチベーションが持てるようにすべきだったなと今は反省しています（ですから成績が上がらず、1年で向こうのご家庭からは断られました）。
高校生（大人）だから、学習への動機づけはしなくていいと思ってしまったのが失敗でした。
苦手な勉強に乗り気になれないのは、大人も子供も一緒ですよね。小学生同様、勉強に自主的に向かえるように教えるべきでした。