和歌山県 和歌山市の

家庭教師アルバイト情報

自分の子供が前年度に中学入試をして合格しました。子供の塾のテキストを見て、密かに勉強をしていたので、
中学入試の問題の解き方は全部覚えました。学生時代に家庭教師をしていたのですが、
自分の子供については、塾にお願いすることにしました。なぜなら、子供が甘えるからです。
すると、どこから話を聞いたのか、近所にお住まいの奥さんが「子供が中学受験をするんですけど、成績がうまく上がらないんです。
なにかコツとかありますか？お子さんが有名校に合格されたと聞いたので」と突然来られました。
時期としては９月後半です。９月後半ともなると中学受験では追い上げの時期のはずなので、合否判定テストで
うまく成績が伸びなかったと思われます。「もしよかったら、私、週１回１時間ぐらいなら見ますよ」ということで、
受験日ギリギリまで、週１回で、苦手な算数のみを指導することになりました。その後週一回でも２時間に変更しています。
塾には通っているけれど、算数がどうしてもわからないというので、過去のテスト類や苦手単元を聞きだして、
受験日まであまり期間がないので、志望校を聞いたうえで、基礎固めをしっかりとさせました。宿題はどっさりと出しましたが、
基礎ができないと何もできないので、繰り返し繰り返しの演習でしたが、塾との相乗効果で、無事に有名中学に合格させました。
塾では見捨てられていたらしいので、助かったと感謝され嬉しかったです。

家庭教師のアルバイトは、高時給というところに目が行きがちですが、それ以上にアルバイトをすることで形成できる、生徒・ご家庭との人間関係に醍醐味があると思います。

私のしていた家庭教師のアルバイトは、大半が大学生ということもあり、指導力についてはあまり期待されていませんでした。
そこで学習指導以上に生徒・ご家庭とのコミュニケーションを重視する方針を採っていました。
いくらアルバイト、お金がもらえるからとはいえ、人間関係の問題なので、うまくいかないことも少なくありません。

しかし、その代わり、良好な信頼関係を築くことができれば、友達の家に行くような感覚でアルバイトに行くことが楽しみになっていきます。
また長期のアルバイトも十分に可能です。賃金に加え、（私のところは特殊かもしれませんが）ご家庭からお菓子や食事のおすそ分けを頂けることもあり、生計の援けになりました。

私が家庭教師のアルバイトで学んだのは、深い信頼関係の築き方です。
浅い関係であればうわべだけで取り繕えば何とかなります。しかし、深い関係となれば、自分をさらけ出して生徒・ご家庭と付き合っていくことが求められます。
これは、社会に出てからも重要なコミュニケーション能力に通じるものだと思います。