大阪府 茨木市の

家庭教師アルバイト情報

家庭教師のアルバイトを選んだ理由は、自分のやりたい学生生活と並行できるからでした。大学に入り、体育会系の部活にも入部して、忙しい学生生活を送っていました。そんな中、アルバイトといえば飲食業…というイメージを持っていた私は、居酒屋でのアルバイトを始めました。ところが、夕方まで部活動をしていると居酒屋のオープン時間に間に合わせるのが難しく、また、部活動の後に居酒屋で働くのは体力的にもかなり厳しいものがありました。結局、居酒屋でのアルバイトは３ヶ月ほどで辞めることになりました。そこで始めたのが、家庭教師のアルバイトです。家庭教師は、仲介してくれるセンターと相談して、自分の都合のよい場所や時間でやることができます。例えば私は、通学ルートの途中にたったお宅に伺ったり、自宅から自転車で行ける距離のお宅に伺っていました。また、時間も夕食後の20時頃から１時間など、都合のつけやすい時間帯でした。時給も居酒屋のアルバイトよりは格段によく、忙しい学生にとっては効率よく収入が得られるものでした。そして何より、自分の指導で生徒さんを伸ばしていけるというのは、他のアルバイトにはないやりがいだと思います。勉強を教えるだけでなく、休憩時間には進路の相談を受けたり、はたまた恋愛の話を聞かせてくれたりと、生徒さんと一対一のやり取りができました。私の学生生活のスタイルには、家庭教師のアルバイトはぴったりでした。

昔、家庭教師のアルバイトをやったことがあるのですが、一番印象に残っているのは中学受験を控えた小学六年生の女の子に算数を教えた時のことです。

最初の授業で生徒さんに会った印象は、とても明るくて素直そうだったので、これなら教えやすそうだと安心した覚えがあります。
しかし、その授業の直後に親御さんの方から苦情が入ったのです。
初めの授業で志望校に関する話題が出ず、受験を意識していると思えないという苦情でした。

当時、家庭教師を始めたばかりの私は、最初の授業なのだから、生徒さんの勉強の悩みやどんな問題を苦手としているかをリサーチするだけで十分だと思っていたのですが、親御さんにはそれがのんびりし過ぎているととられたようです。
確かに受験まで一年を切った時期でしたし、志望校などの事前情報から準備できることはあったなと反省しました。

さっそく、次の授業から志望校の過去問をメインにし、適宜、生徒さんが持っている参考書の中から類題をピックアップするような授業にしました。
教えるときに注意したのは、指導するときの口調が命令っぽくならないようにしたことです。
決して強要するような雰囲気は出さず、「○○ちゃんならできるよ」と励ますように導くのがコツだと思います。
結果、成績は急上昇し、親御さんも当初は半ば諦めていた第一志望校に合格させることができたので、とても嬉しかったです。